友達の持ち物を奪う

友達に嫌がられたり、お母さんも謝ってあるかなければならない

保育園などの集団生活の場面はもちろん、公園や子育て広場など子どもがたくさん集まる場所で、人の物にすぐ手を出してしまうことがあります。

 

例えば、お友達のおもちゃや道具をぱっと奪ってしまうことがあります。
また、共有の物の場合は自分が使っていた=自分の物だと主張しちゃったり・・・

 

このようなことをしてしまうには、3つの理由があります。

人が持っているものをとってしまう3つの理由

@衝動性

今誰かが使っているものだということまで考えられずにすぐに行動へうつしてしまいます。とにかく触りたい、使いたいという気持ちで頭がいっぱいになってしまうのです。

A自然なルールが身につかない

普通のお子さんは、集団生活での遊びを通して暗黙のルールを自然に身につけます。でも、発達障害のお子さんは、自然には難しい。例えば、あるおもちゃで遊んでいて、手放して、他の遊びをしていたとします。
でも他の友だちがそれを取ったら、怒り出します。所有権がうつっていることがわからないのです。だから取り返そうとしてしまう。普通は所有権なんて堅苦しく考えなくてもわかります。でも難しいのです。

B気持ちを推測できない

とってしまったら、お友達がどう思うか、嫌な気持ちになる、など気持ちを推測することができないのです。

 

このような3つの理由から、人の物をすぐにとってしまうのです。これが続くとお友達に嫌がられたり、お母さんも謝って歩かなければなりません。

人の物を安易に取らないための3つの方法

@なるべく人が多く集まっているところを避ける

ルールを身につけるまでは、お母さんも謝って歩かなければならないですよね。だから、小さい砂場など、人が多く集まってゴミゴミしているところを避けましょう。こういう所では、物に興味を示しやすくなってしまいます。
ルールを身につけるまでは、大きめの遊具があるところ、広い芝生など開放感のある遊び場を選びましょう。

A特性を知り手の届かぬところへ

園の場合は、例えば電車が好きな子、車が好きな子がいた場合、他のお友達がそれで遊び始めたら、お子さんを移動させてもらいましょう。
段々と、年齢と共に落ち着いていきます。だから、なるべく事態がおきないようなことを避けて、落ち着くのを待ちましょう。

Bルールを教える

共用のおもちゃの場合、一度手を放したら他の人が使っていいことになっているんだよ、とルールを教えましょう。
もし、トラブルになりやすいおもちゃがあったら、一度手を放した時点で、もう他のお友達が使うからね、と伝えておいてあげると良いです。

 

このような3つの方法で、お子さんの行動がだんだんと変わってきます。結果、お友達とのトラブルも減り、楽しく過ごせるように!


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