文章問題が解けない

いつもテストでは最初の計算問題でギブアップ・・・テストの点数は伸び悩む一方・・・

ようやく計算ができるようになってきたとしても、算数は計算ばかりではありません。
だから、文章問題になったとたんに、解けないということが起こりがちです。

 

これは学習障害の中でも、算数障害ではなく、読字障害の方だったりさまざまです。
つまり、算数ができなくて算数ができない場合も、算数に困難はなくても国語ができなくて算数の文章問題ができないこともあるのです。

 

例えば、読字障害の場合、文字を追うのが精一杯で、内容まで読み取っていられないなんてこともあるのです。
また、数行ある文章題だと自分が今どこを読んでいるのかわからなくなるなんてこともよくあります。

 

このように算数の文章題が解けないお子さんのタイプはいろいろあります。

 

そこで、いろいろなタイプに使える算数の文章問題を解けるようになるための方法について、3つの方法をご紹介!

 

これを知らなきゃ、いつもテストで最初の計算問題しか手を付けられないことが続いてしまいます。

 

結果、いつも点数が伸び悩む状態が今後も続いてしまうのです・・・

 

算数の文章問題が解けるようになるための5つの方法

 

@文章題、何算を使うかを判別する練習をする

算数には、足し算、引き算、掛け算、割り算の4つしかありません。
だから、これらを自由自在に組み合わせて行なうことを教えましょう。

 

「合わせて」、「全部で」などは足し算、「あと」、「残りは」などは引き算、「〇個づつ、全部で、みんなで」パターンは掛け算、「元の数は」、「何個づつ」は割り算など、文章題の中によく出てくるキーワードのような言葉を探してみましょう。

 

できればお母さんが教科書やワーク、問題集の文章を見ながら、これが〇算のキーワードだと思うものを抜粋してみましょう。

 

それをもとにお子さんにも、この言葉が出てきたらこの計算を使う可能性が高いよ、などと、裏技的な公式っぽい方法としておしえていくのです。

 

もちろんこれだけでは完璧ではありません。
でも、何をどうすればいいのかちんぷんかんぶんでもこれがわかっているだけで、やってみようという気持ちが湧いてきます。

A実生活と結びつけた式をイメージさせる

例えば、ナゲットを一人2個づつ食べよう。家族みんなで食べるには何個買えばいいかな?などと、実際にありそうなパターンをいくつか作って、お子さんに解かせます。
実生活と結びつけたテーマだと、お子さんものりやすく、内容が読み取れることもよくあるのです。

 

だから、いろんな問題をお母さんが作ってあげてみてください。

 

そして、学校の宿題などで持ち帰った宿題も、よく意味がわからない文章の場合がありますよね。
そのようなときは、身近にあるできごと、ものに文章をおきかえてみるのです。

 

これをやっていくうちに、文章問題の感覚がつかめてくるのでとってもおすすめです。

 

B具体的な物を使って考えさせてみる

例えば、おはじきを用意します。

 

そして、文章問題にあった方法で、そのおはじきを動かしてみましょう。
具体的に目に見える物体がそこにあれば、それを実際に動かしたり、分けたりして、文章問題をよみとれることにつながります。

 

例えば、クッキーが20枚ありました。
2人で分けると、一人何個ですか?などという問題を考えるときに、実際に、おはじきをクッキーにみたててわけさせてみてください。

 

きっと、思ったよりカンタンにできるはず。これがわり算だよ、と示すと頭に残りやすし、実感もわきます。

 

このような感じでおはじきなど具体物を使う練習をこなすと、実際学校で具体物がなくてもできるような力がついていきます。

 

C文章を読み取り、ヒントを与えながら頭の中で操作させる

Bが慣れてきたら、具体物を使わないで、お母さんの声のヒントを手掛かりに解かせてみましょう。
まず文章を一緒に読みます。このとき、読字障害のお子さんは読むのが大変です。だから、ゆっくり、一行づつ線をひきながら声に出して読ませます。

 

文章を一緒に読みながら、「これは何算を使うのかな?」、「分ける数はいくつかな?」、「誰と分けるんだっけ?」、「記号はなんだったけ?」、「じゃあ式を書いてみて」などと、お母さんが声のヒントをそのつど与えてあげましょう。

 

Bが定着してくると、ヒントがあればすんなり答えられるように。実際式までたてられたらもう大丈夫。
計算間違いしないように見守りながら答え合わせに。
正解が続くと達成感、自信がついてきてもっともっとやる気がわいてくるはず!

 

特に低学年の間に達成感をもたせられれば、その後に、苦手意識が減る傾向があります。
だから、たくさん達成感や自信を与えてあげましょう!

 

D高学年以降はパターンやスキルを駆使

大体は、@からCでできるようになってきます。

 

低学年、中学年まではもの文章を読み取って計算ということが多いです。
だから、@からCの方法が必要です。もちろん中学年以降も大切ではあります。

 

しかし、中学年までうまくいってなくても高学年からはできることがあるんです。
それは、パターンやスキル、公式を使うとすんなり解ける問題が増えてくるから。

 

だから、ある意味小さい学年よりも楽になることがあります。
また、高学年以降で算数の文章問題で悩んでいたら、パターンやスキル、公式を駆使することを教え、のりきれることを伝えましょう。

 

お母さんはぜひ一緒に教科書を見てみてください。
公式もいろいろあるし、パターンでのりきれるものが多いことにも気づくはず。

 

一緒に見ながら解く練習を重ねます。
もし、お母さんが算数苦手でどうしてもダメな場合、個別式の塾や家庭教師など、算数が得意な方に教えてもらうのも手ですよ〜

 

いかがでしたか?算数の文章問題もこのような5つの方法を試してみるうちに劇的に改善がみられるはず!

 

算数が苦手だったお母さんもお子さんと楽しみながら解いてみてください。
きっと、昔とは違った楽しい発見があるはず!&お子さんもお母さんと一緒に取り組めれると嬉しいしやる気も出ます。

 

結果、算数の成績が上がり、学校もより楽しくなるはず!


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