障害という名称への疑問、不快感

障害という名称への疑問、不快感

障害障害っていうけど、名称をつけるのは、本当は単なるレッテル張りのように思いますよね。でも本当はそういうふうに使うものではないんです。
名称をたとえば障害とつけることで、その対処法を作ったり使ったりするためのものなのです。

 

例えば、インフルエンザだって胃腸炎だってがんだって、その名前があるからその治療薬があるんです。名称がなかったらどの薬を使ったらいいか、どの治療法を選んだらいいのか、治療する側もわかりにくいですよね。

 

だから、お子さんが発達障害って名称をつけられたからって、抵抗があっても、本当はそんなふうに対処のために必要なだけって思ってくださいね。
この言葉があるから、お子さんにあった支援の方法が得られたり、苦手なことを無理強いさせられたりから逃れられたりといったことも可能になるから。

 

でもそうはいっても本当は、障害なんて呼ばないで、個性、特性って言葉でいいのに・・・そんなふうに思ってしまいますよね。

 

誰だって病名など、マイナスの雰囲気のものをつけられるのが好きな人なんてあまりいないんだから。

 

お母さんが初めて、お子さんが発達障害って言われたとき、本当にとまどいましたよね。

 

なんでうちの子なの?もっと好き勝手やっている子だって他にいくらでもいるのにどうして?私一生懸命育ててきたのに・・・って、お母さんの言葉に出来ないくらいのたくさんの気持ちが目に浮かびます。

 

お母さんだってお子さんの年齢分しかお母さん歴がないのだもの、お子さんが生まれた瞬間からいつも初めてのことにひとつひとつ向き合って、お母さんとして一歩一歩成長してきているんです。

 

だから、そんなカンタンに受け止められたり対処できたりしなくて当然。だって年齢とは違うんだもの。しっかりしなきゃ、こんなことで私が落ち込んでる場合じゃないって頑張って思わなくて大丈夫。

 

自分の弱い気持ちにも否定せず、優しくしてあげてくださいね。お母さん、本当に頑張っているんだもの。


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