私には誰にも相談できる相手がいない

お子さんを育てるにあたって、夫なり、自分の母親などに相談できない人も増えています。

 

昔は、もっと家族の人数も多かったし、人とのふれあいも多かったから、お母さん自身だけで抱えるってことって少なかったですよね。だから精神的な病もここまで多くなかったんです。

 

特に育児うつみたいなものは、近年すごく増加してきていますが、それはお母さんが気軽に話せる人がいないのも原因です。

 

例えば、昔だったらお母さん、おばあちゃんなんかが知恵を伝授してくれたり、子育てのアドバイスをもらうこともあったし、たまにお子さんをみてもらえたりもしました。

 

でも今はイクメンって言葉も出てきましたし、若い夫婦が二人だけで子育てをすることが増えてきました。
それに、発達障害と言われる個性をもったお子さんも昔より増えているそうです。

 

それにいくらイクメンって言葉が出てきても、確かに昔男性が台所に入らなかった時代ではなくなったものの、お母さんの負担って昔よりも断然大きくなってきているんです。
つまり、お母さんが一人で辛さを抱えてしまうことが原因なんです。
だってちょっと世間話したりすることができないんですもんね。
特に女性は話すのが大好き、話すことでストレス解消しているところが男性よりも何倍もあるんです。
でも、話す機会がなかったら・・・
やっぱり自分の中にどんどんたまってきてしまいます。
だから、そんなときは、同じような特性を抱えるお母さんたちのサークルみたいのが地域などであることもありますのでぜひ一回のぞいてみてください。

 

私は集団苦手っていうお母さんでも、同じような悩みを抱えるお母さんと話すのってものすごくココロの負担を軽くするのに役立つんです。

 

でもやっぱり合わなかった、という場合、地域の子育ての悩み相談やカウンセラー、病院やクリニックのでも構いません。ちょっと話せる場の門を勇気を出してたたいてみてください。

 

相性もあります。だから、合わなかったら変えても大丈夫。無理をしないで、自分の胸のうちを話せる場所を持っているって、お母さんが元気でいるためにとっても大切なこと。くれぐれも、私は一人で頑張るんだなんて思わないでくださいね。