簡単で具体的な方法を伝授します。
発達障害の有無にかかわらず汚れたオムツやパンツを交換させてくれないのはお母さんにとって、悩みの種ですよね。
特に自閉症スペクトラムのお子さんはこだわりが強いため、下手するとかんしゃくにもなるから余計大変ですよね・・・
でも今回はそんなお母さんのお悩みを解消しちゃいましょう!
汚れたおむつやパンツを交換させてくれない理由
・夢中になっていることがあるから
例えば、おもちゃやテレビなどに熱中しているときには、中々交換したがらないことがよくあります。
むしろそのようなときに、無理やり交換したら逆にかんしゃくになったり暴れたりしてお母さんの負担が増えてしまいます。
もちろん、汚れたらすぐに取り替えてあげたいと大人側は思いますよね。でも、お子さんのペースやタイミングを見計らって声をかけた方がとっても効果的ですよ。
・ぬれたオムツやパンツを履いていても不快ではないから
不快感がなかったり少ないと、交換するのを嫌がることがあります。取り替える必要性が、体自身もわかってないのです。
・おしっこやうんちをしてしまったときに責められている感じをもってしまっているから
どうしても、お母さんとしてはついつい「出るときは教えてっていったじゃない」などと強い言葉を発してしまいがちですよね。
大人側は特になんとも思っていなくても、お子さん自身は責められた感じをもってしまい、排泄=悪いこと、という認識を持ってしまっていることがあります。そうすると、交換自体を避けるようになってしまうことあります。
どうすればスムーズに交換できる?3つのポイント
@子どものペース、タイミングを見計らう
親としては汚れたものはすぐに取り替えてあげたいと思いますよね。当然です。でも、お子さんにはお子さんのペースがあります。
それを乱されると余計に嫌がってお母さんも大変です。だから、何か熱中していることがあるときは、きりのいいところまで待ってから取り替えてあげましょう。
例えば、テレビなど終わったりきりのいい所でも、すぐに強引に替えるのではなく、少し前から「〇〇が終わったら交換しようね」、と声かけしておくこともとても重要。
それを言っておいたうえで、きりのいい所で交換しようとすれば、お子さんもお母さんも不快な感じにならずに可能です。
A時間や濡れたら替える
まだ、不快感がわからない場合でも、できるだけオムツやパンツが濡れたらすぐに交換した方が効果的。
なぜなら、濡れたまま放置しておくと体がそれに慣れて替えないですんでしまうから。手間がかかりますが、できれば少量でも濡らしたら替える、を習慣にしてみましょう。
また、時間で交換時期を決めるのも手です。その場合は、もししていなくても交換してみます。
B声かけを十分にする
オムツを替えるのって気持ちいいね、おしりがすっきりするね、など交換したら気持ちいいんだ、ということがわかるような声かけをしながら交換しましょう。
失敗しちゃったときなども、今度は教えてね、と明るく言葉を返すのがコツです。お母さんの気持ちはすぐに伝わっちゃうのでなるべく暗くならないことが大切です。
このような点に気をつけるだけで、お子さんのオムツ、パンツ交換がとっても楽になりますよ!結果、お母さんも問答する時間が減り、自由時間が増えるかも!?