心配を希望に変えるコツ
園、学校と集団生活の中にいられる間はある程度の支援も受けられますよね。でも、実際、大学を卒業した後は、もう自分で独り立ちすることが求められます。そのためには、収入を得る必要がありますよね。
そうすると、就職という壁にぶち当たります。もちろん、こだわりがないお子さんだって誰だって就職は不安なものだし、現実は厳しいです。でも、特に、対人関係がうまくいくかの心配があるお子さんにとって、就職は難題ですよね。
お母さんも将来を悲観してしまいがち・・・
でも大丈夫。うまくいく方法があるんです。
就職先の選び方の3つのポイント
@自分の興味、関心を生かす
特に自閉症スペクトラムをもつお子さんにとって、対人関係をうまくやるのはとっても大変。実際、大学卒業後の社会人の人であっても、どんな人も実際の仕事よりも対人関係の問題でやめてしまうことが多くある時代です。
そんな中、特にコミュニケーションがうまくとれなかったり空気が読めないとなると、職場での居心地も悪くなるでしょう。
そこで、自分の興味や関心に没頭できる仕事をおすすめします。例えば、ものすごく好きな興味のある対象がある場合、大学卒業後も大学に残ったり、大学院に行ったり、研究機関に行くのもいいかもしれません。
例えば学者さんや研究者のような職につけば、優秀になったり、対人関係のハンディアップを埋めることも可能かもしれません。
Aなるべく一定の仕事を選ぶ
もし上のような強い関心、興味が無い場合は、仕事の一部分にこだわってしまって納期が遅れたり、仕事内容の変化に対応できなかったりということも考えられます。
そのため、なるべく多種多様な仕事で時間ややることが不規則な仕事は控えた方がよさそうです。
きっちり時間ややることが決まっている仕事内容を選ぶと安心です。
B職場の理解があるところを選ぶ
職場の理解が得られやすいところを選ぶと安心ですよね。そのために、学生時代から先生や教授など、あらゆるところでつてを作っておき、色々と情報を得られ安いようにしておく工夫も大事です。
以上のようなポイントを把握しておけば、就職のことで今から心配しすぎる必要もなくなります。お母さんももっと、別のことに時間を割けますよ!