お子さんが引きこもりになってしまった時の対処法

お母さんができるかかわりのポイント

 

発達障害をお持ちのお子さんに限りませんが、お子さんが引きこもってしまうことがあります。

 

特に、発達障害のお子さんの場合は、二次症状、三次症状として表れる場合もあります。

 

こんなときどうしていいか親はとっても苦しいですよね。そんな時に、できるかかわりのポイントをわかりやすくお教えしちゃいます。

 

基本的なかかわりの3つのポイント

@お子さんの気持ちに耳を傾ける

 

まず、第一にしっかりと、お子さんの言い分を聞きましょう。もちろん、本当のことをすぐに話すとも限りません。でも、とにかくこちら側に聞く気持ちがあるということをわからせるのです。

 

そのときに、重要なのが態度です。ただただ、理由を聞き出そうとする高圧的な態度や、怒ったり叱ったり説得したりは逆効果になります。だから注意が必要です。

 

あくまで、支持的な態度、つまりサポート支える気持ちで歩み寄ってみてください。

 

A親の落ち着いた態度が重要

お父さん、お母さんももちろん、初めてのことで焦りはあると思います。早くどうにかしたい、してあげたいとどうしても先走ってしまうことがあるかもしれません。

 

でもここは、どーんと構えているくらいがちょうどよいのです。親として落ち着いた態度で支える、いつでも見方だよ、話したくなったら話してごらん、といった落ち着いた心構えでサポートしてみてください。

 

Bお子さんの居場所を作る

引きこもってしまうお子さんは大体が何らかの事象に傷ついていることがよくあります。

 

だから、その傷ついた心にはおうちの方のあたたかくて落ち着いたサポートが必要になります。

 

これを通して、少し力が出てきたらお子さんの居場所探しをしてみましょう。

 

これは、社会的な居場所です。まだ学校などに急に戻れることは少ないかもしれません。

 

でも、不登校のお子さんなどがよくいく少人数の適応指導教室のような場所、少人数で落ち着いた場所があれば、そのようなところで社会復帰の準備を始めるといいでしょう。
できれば、社会とおうちをつなぐようなこのような、少人数の場があれば活用してみることをおすすめします。

 

初期のうちは、このような関わり方がポイントとなります。
でも、なるべくなら医療機関等の相談機関と連携して行なってくださいね。

 

お母さんだけで関わるにはエネルギーがいりすぎますし、お子さんの混乱がひどくなったり反抗が増してくることもあります。

 

もし、お子さん自体がおうちからどうしてもでられない場合は、お母さんだけでも相談機関に出向いてみてくださいね。
お母さんの気持ちをサポートしてくれる人も必要だから。

 

まとめ

いかがでしたか?引きこもりも必要以上に怖がったり頑張りすぎないで、関わりのポイントをぜひ参考にしてみてください。お子さんの閉ざされた心にも段々と元気が出るかもしれません。