姿勢を保てないお子さんに対する3つの対処法とは!?

立っていること、座っていること、特に学校などではごく当たり前に要求されることです。
しかし、発達障害のお子さんは、体の感覚がつかみづらく、このごく当たり前の姿勢保持がとても辛いのです。

◎姿勢保持ができない3つの理由

1、筋力の発達が遅れ気味
2、体のコントロールが未熟
3、もともとの特性

 

だから、席を立ってしまう、落ち着きがない、教室からとびだしてしまうなどが起こりがち。

 

結果、先生に注意されるは友達には変に思われるはで、本人はダブルで辛い思いをしているのです。
そこで、3つの姿勢保持への対処法をご紹介します。これを知らなきゃ、お子さんのストレスが増幅し、学校へ行くのも苦痛になってしまいます・・・

姿勢保持のための3つの対処法

スモールステップで、目標を立ててみよう!

着席していられないのに、その目標が着席し続けること、では目標が高すぎです。
さらに失敗体験が増えていくだけ。そこで、まずは、3分間だけ座ってみよう!というような、超カンタンな目標に設定します。

 

もちろん、余裕でできるので、できたらごほうびシール、スタンプなどをあげましょう。
これをだんだんと、5分、10分、とのばしていきます。そして、最終的に、時間を伸ばせるように工夫していくのです。

 

そうすれば、お子さんの成功体験はどんどん増えます。結果、苦にならずに目標を高めていけるはず。

 

筋力をアップさせる!

体を動かして全体の筋力アップをはかりましょう。

 

特別、何か好きな運動はもちろんですが、なるべく階段を使うなど、足腰を日頃から使うことが大切です。

 

楽しくお散歩、お買い物など、日常生活の中で自然に取り入れられるとなおいいです。

 

観察記録をつけてみる!

例えば、席についていられないとき、落ち着かないときは、課題ができない時、やることがわからない時にありがち。
そこで、どんな時に、姿勢を保持していられないかを観察記録してみましょう。

 

課題に問題がある時が多かったりします。
なぜなら、姿勢保持にはある程度の緊張、集中が必要だから。

 

だから、課題が集中できないときに起こりがちなのです。

 

この3つの対処法を、担任の先生などにお話するなどすれば学校でもだんだんに、ストレスなく姿勢保持していけるはず。また、おうちで家族といるとき、おでかけするときなどにも試してみることをおすすめします!

 

結果、お子さんがみるみる成長していくのがわかるはず。そうすればお母さんも、嬉しいし心配も減り安心です!