運動が苦手なお子さんへ、身体感覚をつかむ3つの方法とは?!
発達障害のお子さんは、身体感覚が弱いうえに、いろいろなことを同時に行うのがとっても苦手。
だから、どうしても動きがぎこちなくなりがち。
だからといって、避けてばかりいたら運動することで発達する認知機能や感覚機能がさらに衰えてしまいます。
そこで、身体感覚をつかんで積極的に運動できる方法を3つご紹介します。
これを知らなきゃ、運動からますます遠ざかって、苦手意識がもっと増幅してしまいます。
身体感覚をつかむ3つの方法
例えば縄跳びができない場合、まず、縄だけを回す、これができたら、前の縄を飛び越える、などと、段階をふんで行い、苦手が部分を把握します。
つまり、どこにつまずきがあってその運動が苦手なのか、動きを分解して確認させます。
結果、そこを重点的に行うことで、克服していくことが可能なのです。
例えば自転車に乗れない場合、無理して補助なし自転車にする必要はありません。
とにかく、とことん、補助あり自転車で楽しく乗り、根気強く練習してみましょう。
すると、苦手なものを無理してチャレンジし続けるよりも、より早く上達することができるのです。
運動には体全身を動かす粗大運動と指先などを伴う細かい微細運動があります。
発達障害のお子さんは微細運動が苦手です。でも、無理して微細運動を行うよりも、粗大運動を行い続けることで、微細運動も発達していくのです。
だから、まずは体全身を使った歩く、走る、跳ぶといった全身運動を行わせましょう。
また、腹筋や背筋などの筋トレも微細運動の準備としてとっても大事。
だから、これらの毎日誰でもできる運動を、お父さんやお母さんと一緒に日課にしてみては!?
結果、半年後、一年後見違えるようになっているはず!
この身体感覚をつかむ3つの方法を行い継続していけば、体が鍛えられるだけではありません!さらに、認知機能、つまり物を考える機能の方もアップするという一石二鳥な成果が得られるのです!