バスの席にこだわりのあるお子さんに、パニックを起こさせない3つの方法は?!

バスの席

アスペルガー障害など自閉症スペクトラムのお子さんにありがちな、バスの席へのこだわり。よくありますよね。

 

そんな時、お母さんは周りの目も気になるし、パニックをなだめるにも一苦労どころではすみません。

 

でも大丈夫!そんな時に役立つ3つの方法があるんです。これを知らなきゃいつまでもバスに乗るのを避けるか、パニックに耐えるかを続けなくちゃいけなくなってしまいます・・・


パニックを起こさないための3つの方法

事前に予告を!

おうちを出る際に、約束をしましょう。
「特定の席に座れないこともあるからね。その時は泣かないよ」と。

 

バスに乗る直前じゃ遅すぎます。なぜなら、こだわりのあるお子さんにとって、心の準備ができるまでは思っているより時間がかかるから。

 

そこで、事前に約束ごとを決めておけば、バスに乗るまでの間に準備ができます。

 

代替え案を用意する!

もし特定の席に座れなかったときは、こっちの席。
そこの席も座れなかったこっちの席と、代替え案を3つ位用意しておきましょう。

 

なぜなら、「特定の席に座れなかったら別の席ね」といっても、こだわりのあるお子さんにとってもの「別の席」は、どこを指すのか混乱します。
もし、3つ、できればそれ以上に「別の席の案」を決めておけば本人も安心します。

 

ご褒美を用意する!

もし、@、Aに従って本人の希望ではない席しか座れなかったとしても、パニックを起こさずいられたら・・・

 

その時は、必ず、できるだけ過剰くらいにほめましょう。そして、本人が喜びそうなことをご褒美にしましょう。

 

例えば、好きなキャラクターのシールを一枚あげる、ゲームの時間を10分延長するなど。本人がヤッターと思うもので、かつ親の側もお金があまりかからず、長続きするものや事を選ぶのが大事なポイントになります。

 

いかがでしたか?この3つの方法を知っているだけで、バスに乗るのももう恐れないですみますよ!結果、こだわりのあるお子さんとも楽しくおでかけできちゃいます!