何回も書く練習ばかりされ、書くこと自体が負担に・・・
発達障害のお子さんのなかで、何度練習しても書き順がばらばらで字が覚えられないということがよくあります。
- なぜなら、書き順が覚えられないというのは、目と手の協応運動がうまくできないから。
- また、目で見たものを順序よく処理するのが苦手だから。
でもそんなこととは知らず、何回も練習させられることがしばしば。
結果、字を書くこと自体が負担になってしまうのです。
でも大丈夫!そんなお子さんへ、書き順を効率よく覚えられるための3つの方法があるんです。
これを知らなきゃ、学校でも練習ばかりさせられ、うんざりして学習意欲を失ってしまいます・・・
書き順を効率よく覚えるための3つの方法
書き順シートを作成してなぞる
普通のコピー用紙くらいの大きさの紙を用意します。
そして、そこに大きく覚えたい漢字を書き、書き順の番号をふった書き順シートを作ります。
まずはそれを指でなって練習します。
もし、その感じを白抜きにできるならそれも準備します。
そして、えんぴつでなぞらせます。
書き順シートをお手本にして書く
@が慣れてきて上手に書けるようになってきたら、書き順シートをとなりに置き、実際に書いてみます。
最初は、なるべく画数が少ない漢字から行うと効果的。
書き順を鼻歌にして歌いながら練習させる
お子さんによっては歌いながらなぞらせたり、書かせるとうまくいくことがあります。
最初は、@と同様に、指でなぞることから始めます。
段々とできるようになってきたらAのようにお手本を見ながら書いてみます。
その際の鼻歌はどんなものでも構いません。
できればお母さんと一緒に歌を作ってみると、忘れないで覚えられることが多いです。
書き順を覚えさせる まとめ
書き順を覚えられないお子さんに、覚えるまで100回書きなさいなんて指示することよくありますよね。
でもこんなことは本人が身につかないどころか、苦手意識を助長するだけです。
この3つのやり方を行うことで、きっと、びっくりするほど楽しく覚えられるようになるのです。
結果、
書くことが楽しくなり、自分からいろいろチャレンジしていくことが増えてくるはず!