休日を有意義に過ごせないと、大きくなってからもせっかくの休みがムダに・・・

発達障害のあるお子さんのなかには、お休みの日に余暇をうまく過ごせないことがよくあります。だから、お休みの日となると、おうちの中でごろごろしたり、ぼーっとしていたりして、余暇を上手に過ごせません。
その理由は3つあります。

休日を上手に過ごせない3つの理由

@学校での疲れがたまっているから

もともとエネルギーが少ないお子さんの場合、平日に学校に行くだけで疲れてしまいます。なぜなら、学校には環境刺激がいっぱいだから。環境刺激に弱いお子さんは普段の生活でも心身ともに無理がたたっているのです。

Aやるべきことがわからないから

自分自身で何をしたいかよくわからないお子さんの場合、とにかくおうちでごろごろといったパターンになりがちです。

B計画をたてられないから

何かやりたいこと、やってみたいことがあっても、何をどうしていいのか計画をたてることができないことがあります。だから、結局面倒になってしまい、何もしないというパターンになることも。

でも大丈夫です。休日を有意義に過ごすことができるための3つの方法があるのです。

 

これを知らなきゃ、成長し大きくなっても趣味をみつけられなかったり、休日になるとどうすればいいかわからないなんてことになってしまいます・・・

休日を上手に過ごすための3つの方法

疲れているのであれば休ませる。

環境刺激による疲れの場合は、十分におうちでゆっくりさせてあげることが大切です。

 

でも中には大人でもそうですが、体の疲れがとれても、精神面の疲れがとれないなんてことも・・・

 

そんなときはお子さんが好きな興味のあることに誘ってみてあげてください。
例えば、昆虫が好きならカブトムシをお店に見に行くとか、図書館に本を借りに行くとか。

 

好きなことをすると、大人と同じで精神面の疲れがとれることがよくあります。

好みに合った何かを提案してあげる

負担にならないお手伝い、お子さんの好みに合った行動を提案してあげましょう。

 

例えば、好きな本を一緒に図書館に探しに行く、映画を見に行く、散歩をしながら虫を探すなどなど・・・

 

お子さんの興味のあること、好みに近いことをお母さんの方から提案してあげることで取り組めることがたくさんあるはずです。

計画の立て方を教えるまたは、一緒に立てる

例えば、お菓子や料理を作ることが好きなお子さんの場合、どうしたらいいのか一緒に計画を立ててあげましょう。

 

例えば、メニュー探しに図書館に行く、材料を買いに行く、作る、など細かい計画を一緒に立ててあげます。
すると、みるみるうちに、実行可能です。だから、やる気がおき、楽しく休日を過ごすことができるのです。

このような3つの方法を休日に入れてみるだけで驚くほど、休日が充実します。
結果、お子さんは日々のストレスを上手に解消できるようになるはず!