登園させるのに一苦労だし、周りの目も気になる・・・

保育園、幼稚園に入園すると、朝はお母さんと離れるときに最初は大泣き!なんてことがよくありますよね。
でも大体は、1、2ヶ月経つと泣かずにすんなり入れるようになるものです。

 

しかし、入園当初以外でも、園の中に入るのを嫌がったり、泣いてごねたり、機嫌が悪くなることがあります。
これだと、お母さんも登園させるのに一苦労だし、周りの目は気になるし・・・
これには3つの理由が考えられます。

園に入るのを嫌がる3つの理由

@変化に柔軟に対応できないから

例えば、いつもとは違う道を通ってきたり、園につく時間がいつもより早かったり遅かったりすることありますよね。
そうなると途端に機嫌が悪くなって入れないことがあります。

 

 

これは、いつもとは違った事態が柔軟に受け入れられないから。

A園の刺激に混乱しているから

お母さんと離れられなくて泣いていると思われがちですが、そうではないことも。
園の広さやうるささ、においなどの感覚が不快で混乱しているせいのこともあるのです。

B情報処理がうまくいかないから

Aのような感覚の混乱により、正確な判断ができないから。

園に朝スムーズに入れるための3つの方法

事前に伝えるまたはその都度伝える

いつもとは別の道を通る時や、いつもより早く家を出たり遅く出たりする場合は事前に伝えましょう。
数日前、当日の家を出る数十分前など、伝えるタイミングがその時々で違うはずです。でも、本人にとって切り替えのタイミングの良い時に、簡潔に伝えましょう。

まず本人が落ち着ける場所に行かせる

そのままお母さんから引き離して保育室に投げ込まれるなんてことがよくあります。でもこれは逆効果。なぜなら、お母さんとの分離に悩んでいるのではないから。
例えば、本人の好きな絵本のコーナーや、人が少ない職員室など、とりあえず活動が始まる前のごくわずかの時間に、少しだけ静かに過ごさせる場所を先生と相談して決めてみましょう。

保育室内が落ち着いたら移動させる

保育室内が落ち着き、みんなが席に着いて静かになった頃に保育室内に入れるとスムーズにいけることがよくあるのです。なぜなら、騒がしいと何がなんだかわからなくてパニックになりがちだから。
静かになっていたら、何をするのかちゃんとわかり、すんなり取り組めるようになるのです。

 

このような3つのカンタンな方法で、園への入り方を先生と一緒に相談して考えてみましょう。この段階を踏むだけで、すんなり入れるようになってきます。結果、お母さんもほっとし、お子さんものびのび園生活を楽しめるはず!