話を聞けず、先生から注意を受けることが多く自己嫌悪に・・・

聴力に問題がないのに、全体での話を全然聞けないお子さんがいます。

 

これは、話された内容を整理して、それを記憶することができないから。

 

また、記憶を普通は引き出しに順番にしまうことができます。でも発達障害のお子さん順序よく記憶の引き出しにいれることができないのです。

 

そして、その引き出しの量も普通より小さかったり頑丈ではないのです。
だから、いっぱいになると、壊れてしまい、わけがわからなくなるのです。結果、話が聞けなくているも注意されがち。

 

全体での話は時間も長くて内容も量が多いことがほとんどだから。

 

でも大丈夫!3つの方法で全体の話もきけるようになるんです。

 

これを知らなきゃいつも注意を受け続け、自己嫌悪に・・・

話をきけるようになるための3つの対処法

@事前に順番を伝えてもらう

まず、3つお話します。1、〇、2、〇、3、〇と、順番で話してもらうとわかりやすいことがあります。

 

特に、最初何個あるのか教えてもらうのはとっても重要。先生にお願いしてみましょう。

A視覚的な手掛かりを使ってもらう

目で見て伝える方がわかります。

 

だから黒板などにかんたんに書いてもらったり、事前にプリントなどを渡してもらうとぐっと話が聞けることがよくあります。

 

だから、先生から、話を聞けないことでお母さんが注意を受けたら、このことを伝えてみましょう!

B作業をひとつにしぼる

よく話を聴きながら、メモをとったりと、作業をいくつか同時にさせることがあります。

 

それは、発達障害のお子さんにとって、とっても難しいこと。

 

だから、なるべく話を聞くときは聞くだけに専念させ、他のことを要求しないように、してもらいましょう。

 

このような3つのポイントで、全体に向けた話のときでもだんだんに聞けるようになってきます。

 

そうすれば、もう話を聞かないことで注意されることも減ります。結果、自尊心が低くなることも防げ、学校に行くのがより楽しくなるはず!