お片付けの時間のたびに、お母さんも、先生も注意しがち&お子さんもストレスに・・・
お子さんによっては、
「そろそろごはんだから片づけよう」とといっても遊びをやめない、
または新たな遊びを始めるということがありませんか?
また、園などでもお片付けの時間になると、逃げ出したり別のおもちゃで遊び始めたりなんてことも・・・
このような行動をしてしまうには3つの理由があります。
お片付けができない3つの理由
@始まりと終わりの概念が未発達
始まりがあったら終わりがあるという基本的な概念がわかっていないことがあります。
だから、夢中で遊んでいるのに、終わり!の合図があると、受け入れられまん。
A片付けのときの音が不快
感覚過敏がある場合、片づけるときの音が不快でできないことがあります。
例えば園であれば、みんなが一斉にブロックなど、カチャカチャ音が鳴りますよね。これが不快で逃げ出すことも・・・
B柔軟対応ができない
お片付けということがわかっていても、今やっていることをやめる柔軟性がないことがあります。
だから、あえて終わりの頃に別のものをもってきて遊んでしまったりします。
このような3つの理由で、お片付けの時間に不適切な行動をとってしまうのです。でも大丈夫!それに対する3つの対処法があるんです。これを知らなきゃお母さんはいつも叱って無理にやめさせないといけないし、園でも先生や周りに怒られがちに・・・
お片付けの時間に適切な行動をとれるための3つの対処法
遊びを始める前に、終わる目安時間を教えます。
ここで、しっかりと、始まったら終わりがあるということを定着させます。
そうすると、心の準備ができます。だから、終了と言われても、認識できるように。
まだ時計がよめないことがほとんどですよね。
でも大丈夫。時計の数字を表す部分に、例えば好きな動物や果物、電車の種類などを書いておいてみましょう。
そうしたら、〇〇(りんご)になったら、おしまい、お片付けね、と言ってみましょう。
お子さんはやる気になるし、楽しくお片付けタイムを迎えられます!
おうちだったら、片付けのときの音を工夫できますが、園では難しいですよね。
そこで、園の場合は、お友達が片づけ終わって音が落ち着いてきたころから開始するのを認めてもらいます。
例えば、時間差でお部屋に戻ってきて、自分の分だけお片付けするのです。
静かになったら片付けられることもよくあります。
いかがでしたか?これらの3つの方法で、お片付けの時間がもう苦痛ではありません!小さい頃からお片付けを身に付けておけば、将来もゴミ屋敷!なんて心配がなくなりますよ!