給食の時間になると、逃げ出したり不適切な態度をとってしまい注意をされがち・・・
発達障害のお子さんの中には給食がとっても苦手な場合があります。
だから、給食の時間になると
- 急にどこかへ行ってしまったり
- 不機嫌になったり
- お皿を落としたり
- 机をばんばんたたいたり・・・・
とにかく不適切な行動ばかりして、注意されがち。でもお子さんもしたくてそんな行動をとってしまうのではありません。
なぜなら不適切な行動には3つの理由があるから。
給食の時間に不適切な言動をしてしまう3つの理由
@暗黙のルールがわからないから
給食の時間はとっても複雑。
なぜなら授業のように、きっかり時間が決まっていないことが多いから。
だから、いつまで座ってるのか、どこまでが給食かわからないから席を立ち歩いたり他のお友達の邪魔をしたりしてしまいがち。
A食が細いから
食事に執着がなかったり、食が細いと給食の時間がとっても退屈に。
だから嫌がる場合がよくあります。
B完食が求められるから
学校、クラスによっては最近では減ってはきたものの、無理強いして完食を求められたりします。
発達障害のお子さんはわがままではなく偏食で食べられないものが多いことがあります。
だから無理強いはとってもつらい。
また、無理強いされなくても完食をものすごく良しとする、もう一口、と先生がプレッシャーをかける場合も同じようにつらいのです。
これらの3つの理由から給食の時間に不適切な言動をしてしまうのです。
でも大丈夫!給食の時間に不適切行動が減り、お子さんも気が楽になる3つの方法があるんです。
これを知らなきゃいつまでも給食の時間になると周りに迷惑をかけ、みんなにひかれたり注意を受け続けなくてはなりません・・・
給食の時間を楽に過ごす3つの方法
自分が食べ終わったら、下げてもいい。
でもみんなが終わるまで座っている
など基本的なルールを教える。
自分だけ食べて、待っているのが苦手な場合も多いです。
だから、本を読んで待ってる、などやるべきことを示してあげると悩まずにできます。
食べられないものがはっきりしている場合は、事前に減らしにいかせましょう。
または減らしていいように、先生にお願いしましょう。
食べる分が少なくてすめば、気持ちも楽に。
大幅に早く食べ終わってしまう場合は、@のように本を読む、などやるべきことを与えてもらいます。
または先生のお手伝いをさせてもらうなどして、体を動かすと、無用な動きが減ります。
もし、完食を求められるクラスだった場合、お医者さんにその旨を話し、感覚過敏と診断書のようなものを書いてもらいましょう。
厳しい先生の場合でも、これがあると、無理強いされません。
結果、お子さんはプレッシャーから解放されるのです。
いかがでしたか?これらの3つの方法で、もう給食の時間に注意を受けることもなくなります。
結果、お子さんも給食のプレッシャーがなくなり、お母さんも心配が減りストレスから解放されます!