掃除の時間になるとさぼってると思われる行動をしてしまい、みんなに反感を・・・

掃除の時間がとっても苦手な発達障害のお子さんがいます。

 

そのため、掃除の時間になると、何もしないで逃げ出したりみんなの妨害をしたりして、みんなから反感を買いがちです。

 

このような行動をしてしまうには3つの理由があります。

掃除の時間に当番を果たせない3つの理由

@段取りがわかりづらいから
プランニング力が乏しく、何をどのような段取りで取り組めがいいかわからないから。

 

A転導性
転導性という症状のために、掃除のような退屈なことに、集中できないような脳内の神経物質の影響

 

B多動性
刺激にすぐ反応してしまい、コントロールもできません。特に棒状のものを振り回したりしがちです。

 

このような3つの原因で、掃除当番の役割を果たせないのです。でも大丈夫です。
掃除当番をしっかりまっとうできる3つの方法があるんです。

 

これを知らなきゃいつまでも掃除ができず、友達にも嫌われてしまうかも・・・

 

掃除当番ができるための3つの対処法

 

段取りを教える&貼っておいてもらう

基本的な段取りを先生にしっかり教えてもらいます。
もちろん掃除の前に。

 

そして、できればカンタンに紙に書いて貼っておいてもらいます。

 

紙に書いてあるものを見ると、断然やりやすくなります。

 

また、机をふいたり、ごみ捨てなど、なるべく段取りが少ないものからやらせてもらいましょう。

 

また、ひとつひとつ先生に指示を出してもらうとふらふらしないですみます。

できたらご褒美

脳内の物質の影響で、退屈なことができないお子さんがいます。

 

その場合は、ゲーム性を取り入れると行えるようになります。でも先生にお願いするのは難しいですよね。

 

だから、しっかり取り組めたら、シールを一枚などご褒美をあげてもらいましょう。

 

シールは先生に渡しておいて、あげてもらったり、どうしても学校では不可という場合は、おうちに帰ってすぐお母さんがあげます。

ほうきは避ける

特性として、棒状のものを振り回したりしがち。

 

特に小さい学年のうちは、ほうき類の係りを避けさせてもらいましょう。
でもいつまでもほうきがダメというわけではありません。

 

学年が上がるにつれて多動性は落ち着いてくるのでそのうち振り回したりしなくなるので大丈夫!

 

いかがでしたか?3つの方法で、もう掃除中にみんなから注意されることが減ります。

 

結果、お母さんも先生に注意を受けることも減り、ストレスフリー!