食事にこだわりのあるお子さんへの5つのポイントをご紹介!

食べることは生きることの基本中の基本です。

 

体だけでなく心にも大きな影響を与えます。なぜなら、単に栄養を摂るだけでなく、満足感や楽しさを味わう魅力があるから。

 

しかし、発達障害のあるお子さんにとって「食べる」という機能自体も段階的に発達をしていきゆっくりです。

 

だから、上手に食べれないなんてことはよくあります。

 

また、偏食しがちだったり、食事中に動き回ったりと落ち着かないなど、うまく食事に集中できないことも・・・
そこで5つのポイントをご紹介!これを知らなきゃ、食事がいつも強制的で食べる楽しみを失ってしまうかも・・・

食事時の5つのポイント

偏食には工夫を!

発達障害のお子さんは味覚の過敏さ、こだわりの強さがあります。
だから、食わず嫌いになりがち。そこで、工夫をしてみることが必要。

 

まずは、嫌いなまたは拒否的な食材は細かくきざむなどしてわからないように入れてしまいましょう。また、盛りつけを可愛くしてみるのも効果的。そして、食べられないだろうと決めつけずに、試してみることも必要です。

 

カレーが好きならカレー味のドリア、カレー味のピラフなど、本人の好きな味の物は見た目が変わっても食べられることも!
ただし、食べると気分が悪くなる場合は無理強いしないことが大切です。

食べやすい道具の工夫を!

発達障害のお子さんは、食べこぼしが多かったり噛みにくく飲み込みにくいなどが多くみられます。

 

なぜなら、手先の不器用さや噛む機能、飲み込む機能に遅れがあることが多いから。

 

そこで、例えばすくう面の広いスプーンを使わせましょう。また、柄の角度をつけたスプーンなども効果的。そして、食べ物の、硬さや大きさ、粘り気などに配慮しましょう。結果、飲み込みやすくなります。

間食をしない

お腹がすいていないと、食事に関心を持てません。
結果、立ち歩いたり、ソワソワしてしまうことに。だから、間食をさせず、空腹感を味あわせてから食べさせましょう。

ルールを決める

例えばエプロンをはずすまでは座っている、タイマーをかけてここまでは座っているなどといったルールを決めておくと安心。

 

なぜならいつまで動いてはいけないか本人自身がわからないから。わかりやすい目安があると安心です。

刺激の少ない環境を提供

座った位置から興味のあるものが見えたりしないよう、なるべく刺激を減らしましょう。

 

何か興味をそそるものがあると、食事に集中できないから。結果、食事中は食事に集中できるということが習慣に!

 

これらの5つの方法で、食事に関するお悩みがかなり減るはず!結果、ママもイライラしたり心配することが減るかも!?