子どもってどの子も落ち着きがないんじゃないの?
子どもって本来落ち着きがなくていつも動いている感じがしますよね。
だから、実際
ADHDと診断される落ち着きのなさとどんな違いがあるんだろう、みんなある程度は落ち着きがないものなんじゃないのか、などと思いますよね。
でも落ち着きがないからといって、必ずしも診断がつくわけではありません。今回は、子ども特有の落ち着きのなさと、ADHDの診断がされる子どもの落ち着きのなさの違いについて徹底解説しちゃいます!
子ども特有の落ち着きのなさとは
周りが見えない上、ちょろちょろしてしまう
子どもは、視野が狭いです。だから、道路での飛び出しや不注意がしょっちゅうあります。自分の見えている範囲しか予測がつきません。だんだんと年齢が上がるに連れて、自分以外の視野も見ようとするようになります。
はしゃぐ
子どもは嬉しいことや楽しいことがあれば気持ちが興奮して、動きが活発になります。はしゃぎすぎて動き回ることがよくあります。
待てない
例えば病院での待ち時間など退屈な時間は、じっとしていられません。何度も座り直したり、立ち歩いたりしてしまいます。
このように、子どもは常に動きを伴った落ち着きのなさがあるのは自然なこと。ただ、年齢とともにだんだんと落ち着いてくる、場をわきまえるようになってきます。
ADHDと診断される子どもの落ち着きのなさの3つの例
@興味のあることでも集中できない
一般に普通の上記のような一般的な子どもの場合、興味のあることに取り組んでいるときは、集中して落ち着く傾向があります。
しかし、ADHDのお子さんの場合、自分の興味のあることに取り組んでいるときも、集中できずに、落ち着かず、ソワソワしていることがあります。
そのため、好きなこと、興味のあることでも集中が続かなく、落ち着きがないなぁと感じる場合、一度確かめに専門機関に行ってもいいかもしれません。
A45分間の間に離席がある
一般的に、小学校に上がる年齢になる頃には、学校の一時間、つまり45分程度は席に座っていることが可能です。ただし、ADHDのお子さんの場合は、45分間着席していることが難しいことがよくあります。
立ち歩きが目立ったり、先生に注意されてもやめられず、動いてしまうなどがあったらADHDを疑うことがよくあります。
B話を聞いていられない、大事な用を覚えてられない
実際に、大事な話、例えば学校で先生が「今から大事なこと言います・・・・・必ず覚えていること」と言われても聞いた話が右から左のことがよくあります。
終わった後に何をすればいいの?とキョロキョロしていることがあります。
このように、普通のお子さんだったら、集中できること、じっとしていられること、聞いていられることなどが、できない場合がよくあります。
これらの特徴が見られたら、一度専門機関に相談されることをおすすめします。もし、それでなんでもなければそれでいいし、何かできること、注意すべきことがあるなら教えてもらえます。
こんな感じでお子さんの落ち着きのなさがどの程度なのかわかることで、早期発見にもつながります。お子さんの将来のためにもお母さんの負担軽減のためにもぜひチェックしてみてください。