話をしているときに目がうつろ

注意されがち、でも自分でどうにもできない・・・

 

話をしているときに、その話をしている人の方をむいているにもかかわらず、視線が向けられないお子さんがいます。
または、視線が向けられたとしても、うわのそらのように目がうつろだったりすることもあります。

 

特に園で全体向けに先生が話しているときや、お母さんが公園などで話をしているときなど、広いところで大勢人がいると起こりがちです。

 

すると、どうしても「ちゃんと見て聞きなさい!」なんて注意も多くなってしまいますよね。
でもお子さんは悪気があってやっているのではありません。
だから、注意されればされるほど、どうにもできなくストレスになります。

 

でも大丈夫!そのための3つの対処法があるんです。
これを知らなきゃ先生にも受けが悪いし、本人はストレスまみれになっちゃうしで、大変です・・・

 

話をしているときに目線をしっかり保つための3つの方法

 

@静かなところで合図を!

騒がしいと耳に入りません。
だから、なるべく人が少なくて静かなところへ移動してからお話しましょう。
ざわざわしているところだと、聞きたくても耳に入りません。
でもお母さんのときはそれが可能ですよね。

 

でも園などでそうもいかないときもありますよね。
そういうときは、手をパンパンと叩くなど合図をしてもらいましょう。

 

おうちだったらタイマーでも何でもいいです。
声とは違った何かの音を合図とする練習をしてみましょう。

 

A視覚を使う

言葉だけよりもマークや写真など視覚を使って話すとうんと入りやすくなります。
例えば、着替えの方法や手順を3つに分けて写真などで示したり。
こうすると、視線が定まりやすくなります。
結果、先生の方に意識を向けることも可能です。

 

B適度な大きさ、速さで個別にも声かけ

大きな声かつ、ゆっくり話すとちゃんと聞けるのではないかと思って、大きくゆっくり話すことがあります。
でも実は逆なんです。
聴力に障害があるのではない以外は、極端にゆっくり&大きな声は逆にわかりにくいのです。

 

また、広いところだと音が広がりやすいですよね。
だから余計わかりにくいのです。
だから、普通の速度でかつ聞こえるくらいの声で話すのがコツです。
また、園などの場合は、なるべく話す前に、お子さんに個別で「今から話すから聞いてね」などと声かけしておくと効果的です。

最後に

いかがでしたか?このような3つの方法をちょっと取入れるだけで、話がずっと聴きやすくなりまよ。
もう目がうつろなんて言われません。
話を聞くことは今後学校時代、それ以降もずっと続きます。

 

だからこれを今から身に付けておけば、将来も怖くありません!結果、お母さんも安心!