体調カードの作り方の3つのコツ
体調を知らせることができず、我慢して苦痛で学校に行けなくなることも・・・
発達障害のお子さんに限らず、体調が悪くなったときにうまく人に知らせることが苦手なお子さんっていますよね。
ただでさえ言いづらいのに、発達障害のお子さんにとってはそれはもっと大変なこと。
なぜなら、まず自分の体、体調について感じる感覚が遅かったり鈍いことがあるから。
また、自身の体調の異変を感じたとしても、どう伝えたらいいのかわからないから。
でも、うまく早く伝えられないと、体調が悪化して無理をすることになってしまいます。
また、逆に不機嫌になってしまい怒られてしまったり。
でも大丈夫!自分の体調を知らせるカードを作るだけ!でもこのカードの作り方には
3つのコツがあるんです。
このカードを作れなきゃ、体調が悪いのに我慢をしてしまって、それが苦痛で学校に行きづらくなることも!?
体調不良を伝える体調カードの作り方の3つのコツ
言葉で伝えるのが苦手な場合、目で見てすぐわかるカードようなものを作り、体調不良時にすぐに使えるようにしておくと効果的です。
例えば、「おなかがいたいです」、「吐き気がします」、「熱がありそうです」、
「頭が痛いです」、「フラフラします」、「目がまわります」、「ベッドに横になりたいです。
」、「すごくかゆいです」、「けがをしました」、などよく使う項目のカードを作って提示するだけにしてあげます。
できればカンタンなイラストも添えてあるとわかりやすくより効果的。
@とは別に程度を伝えるカードも作りましょう。
例えば、「すこし」から「とても」までを記したもので、定規のように線を書きます。
そして、右に進むほど、ひどいことを説明して、@カードと一緒に指でさせるように教えます。
Helpカードは常にポケットに入れておけるようにします。
そして、ちょっと気持ちが悪いときなどにすぐ出せるようにしておくのです。
体調がすごく悪くなったときにすぐ提示することができるようにするのです。
先生にも、このカードをお子さんが渡したときはトイレか保健室に行かせてもらえるようにお願いしておきます。
@のカードを選んでいる余裕がないとき、緊急のときなどにとっても役立ちます。
最後に
このような3つのコツを読んで、ぜひお子さんに体調を知らせるカードを持参させてください。
慣れるまではとりあえず、BのHelpカードを提示して、保健室についたら、@のカードとAを使って養護の先生に知らせるという手もあります。
そのために、教室用と保健室用の2セットあっても便利かもしれません!
このカードを作れば、もうお子さんが体調のことを気にして学校に行きたくないなんてこともなくなります。
結果、将来的にも自分の体調を人に正確に伝えることが可能に!