授業中に過度に発言、おしゃべり

授業中に過剰な発言とおしゃべりで、授業は遅れ友達には煙たがられてしまう・・・

 

ADHDのあるお子さんは小さい学年のうちは席から立ってしまったり動き回ったりなど、多動がみられることが多いですよね。
でもこれらはだんだんに学年が上がるに連れてどんどん落ち着いてきます。

 

でも、その変わりというのもなんですが、おしゃべり、過度に発言してしまうことが多くなってきてしまいます。

 

発言が過剰だと、授業の進行の妨げにもなってしまいます。
また、友だちからも、反感をかったりうるさがられたりして嫌がられがちに・・・
でも大丈夫です。
3つの対処法があるのです。
これを知らなきゃ、授業は遅れるし友達からは敬遠されてしまいます・・・

 

過度な発言、おしゃべりを防ぐ3つの対処法

 

@レッドカード、イエローカードを使う

先生に、このふたつのカード使って警告してもらうのです。
例えば、イエローカードが出たら、注意の合図、つまり、ちょっと話しすぎ、静かにしようということ。
また、レッドカードは警告の合図、すぐに黙る必要がある、など、合図を決めて意識させます。

 

お子さんは自分が注意されている感覚が薄いことがあります。
だから、イエローカードで注意を促し、レッドカードでお話ストップの必要があることを意識させるのです。

 

慣れてきたら、あ、しゃべりすぎちゃった、っと思ってやめることができてきます。

 

A一時間内の発言回数制限をする

例えば、5回なら5回と決めて、5枚なんらかのカードを持たせておいて、話すごとにカードをとりあげます。
そうしたら、もうあと何回発言したらいいのか、自分自身でわかります。

 

または、目に見える形で、ビー玉などを5個用意しておいて、話すごとにビンに先生に入れてもらい、また発言しちゃった、と気づかせます。

 

B良いところも伝えてもらい、一時間の振り返りをしてもらう

先生の投げかけにすぐ反応できるところ、話をすばやく聞いて答えられることはすごく良いところだということもできれば伝えてもらいます。
先生にお願いしづらければお母さんから伝えましょう。

 

また、一時間終わったら頑張ってできたかな、などと振り返りをしたり、振り返りカードのようなものを作ってみても効果的。
例えば、時間割を書いておき、その横に、〇、△、残念の顔の3段階で評価をカンタンに書けるようにしておきます。

 

最初は先生と、だんだんに自分で行なってお母さんがおうちでチェックしてあげても効果的です。

最後に

いかがでしたか?先生から個人面談などで、過度な発言を指摘されたときなどにぜひ使ってみてください。
きっと、びっくりするほど落ち着いてくるはず!結果、お子さんもお友達から煙たがられることもなくなり、学校生活がより楽しくなるはず!