感覚過敏のあるお子さんへの5つの対処法をご紹介!

発達障害のお子さんは、他の人が気にならないレベルの光や音、触られるなどいろいろな刺激にとても不快感を感じます。

 

なぜなら、感覚過敏性という特殊な性質をもっているから。

 

ある程度の慣れは可能なものの、やはり生まれつきのものです。
だからできるだけ刺激となるものを避けたり道具などを使った工夫が大切です。

 

そこで5つの対処法をご紹介!これを知らなければ、いつまでもお子さんの苦痛を軽減してあげられません。

感覚過敏への5つの対処法

視覚の過敏さへの対処法

まぶしさや激しい色に対する過敏がよく見られます。

 

そこで、蛍光灯は白熱灯や間接照明に替えてみましょう。また、カメラのフラッシュを避けることも大切です。

聴覚の過敏さへの対処法

音や声に対しての過敏さが多く見られます。赤ちゃんの鳴き声や甲高い怒鳴り声、掃除機などの機械の音や運動会のピストルの音など突然鳴る大きな音には強い不快感があります。

 

そこで、耳栓を持ち歩くことをおすすめします。

 

そうすれば、不快な音が聞こえたとき、聞こえる前に耳栓をはめることで不快感、パニックになることを防げるから。

触覚の過敏さへの対処法

急に人に触られる(痛み)、不快な洋服の素材、縫い目やタグの感触など、触感への過敏さは普通の人が思っている以上に辛いもの。

 

例えば人に急にぽんと肩を叩かれる、これは非常に不快で本人は痛みをともなうことも。そこで、なるべく急に触らずに声をかけてもらうようにしてみましょう。

 

また、服の素材に関しては、本人の嫌いな質感のものは避けましょう。

温度湿度の過敏さへの対応法

暑さや寒さに極端に弱いことも。だから、理由もなくイライラしたり気分が悪そうだったら、部屋の温度を確認してみましょう。
定期的な換気も気持ちの切り替えにとっても効果的!

スピードや揺れへの過敏さへの対処法

ゆれる感覚がだめなお子さんも多くいます。

 

例えばブランコや遊園地の乗り物などで遊べないなんてことも。
そんなときは無理強いしないで!大丈夫、といって無理強いし、気分が悪くなったらそれを引きずってしまいがち。

 

だから、必要以上に不快な体験を増やさないことが大切です。

 

このように、感覚過敏への対処法を理解しておけば、お子さんの苦痛が軽減します。結果、お子さんの生活が楽しく豊かになるはず!