手を思ったように動かせないお子さん

いつも思うようにできないためやる気がなくなる・・・

 

発達障害のあるお子さん目と手の協応運動が弱いことがよくあります。
つまり、目で見ることができていても見たとおりに手を動かすことができないのです。

 

だから、思ったように動かないストレスでやる気がなくなることがよくあります。
そのため、運動したり何か作ったりなどをする際、いい加減な気持ちで取り組みがちです。

 

でも大丈夫です。
手を思ったとおり動かすための遊び感覚でできるカンタントレーニング法があるのです。

 

これを知らなきゃいつまでも自分の思うように手を動かせなくてストレスがたまりにたまってしまうかも・・・

 

手を見たとおりに動かすための3つのカンタンなトレーニング法

 

大きな紙に8の字を書き、なぞり書きさせる

手を見たとおりに動かすためには、まずは大きな動きで感覚を養う必要があるのです。
だから、部屋いっぱいにいらない白い紙を用意し、そこに大きく8の字を横にした形を書きます。

 

最初はなぞりがきでOK!もし黒板などが使える環境だったら黒板は思いっきりかけるので効果的です。
また、子ども用の大きなお絵かきマットのようなものも効果的!小さい8の字だと指の調整すらできませんが、大きな8の字をめいっぱい書くなら、動きがわかりやすくとっても効果があるのです。

 

慣れてきたら、なぞりではなく、自身で書かせます。
また、8の字をレベルアップしてぐるぐると丸い線をたくさん書くとより力がつきます。

 

的当て、輪投げをさせる

例えばダンボールや板を三角屋根のように置きます。
その真ん中に丸く穴を空け、中にネットをつけます。
そして、ピンポン玉などを的をめがけていれるのです。
または輪投げでも構いません。

 

要は、自分の入れたい場所に手を動かせる練習をするのに効果的なのです。
立ち位置を徐々に変えたり、最初は一緒に手を添えて入りやすくしたりなど工夫をします。

 

だんだんに自分でできるようになると達成感にもつながります。

 

数字当てゲーム

たとえば、壁などに大きな紙を貼ります。
そこに、数字を縦横にきれいに並べて書きます。
そして、お母さんが、数字を読んだらその数字にタッチする、というのをゲーム感覚でやるのです。

 

最初は数字をみつけるのが難しいですが、だんだん早くタッチできるようになります。
時間を計測してみたりしてゲーム感覚で行うととっても楽しくできます!

最後に

こんなカンタンで楽しくゲーム感覚で行えて、手を思ったように動かせるなんてやらない理由がありません!これをするだけで、自分の思いと行動が結びつけば、なんでもこなせるという自信や意欲も湧いてきますよ!