我が子の将来が心配・・・
発達障害を抱えているお子さんの将来について、何度も悲観してしまうことがあったかと思います。
やはり園や学校などの集団生活を伴う場に入ってから、トラブルが多かったり逸脱行動をとってしまうことがありますもんね。
だから、どうしても他のお子さんと比較してしまったり、みんなと同じようにできない我が子をもどかしく思ったり・・・
日本は特に、個性を嫌う独特の性質があるように思います。
欧米などでは、むしろみんなとおんなじというのは安心でもなんでもなく、むしろ引かれてしまうことなのです。
日本は、みんなとおんなじようにしていて、枠からはみ出ない人材を良しとする傾向が大変強いです。だから、いたって普通のお子さんにはいいのかもしれません。
でも能力が人よりずば抜けて長けていたり、みんなとつるんだりできずに、ちょっと個性的な態度をとっているお子さんにとっては、和を乱すというような感じに捉えられ、ちょっと浮いてしまいます。
発達障害のお子さんは、個性がとっても出ていますよね。でもこれ、本当はとっても大事なこと。みんなと同じようにやっていることで、社会に役立つ仕事ももちろんあります。というか、そういう人がいなきゃだめなのです。
でも、どうでしょう。みんなが同じことしかしなかったらなんの進歩もありません。誰かが特殊なことをやってくれたり、意外なアイディアをもってそれを発さなかったら、科学も医学、さまざまな分野の未来はないのです。
不自由に感じるのは学生時代まで
世界を担う発明家や研究者、偉大な芸術家たちなど様々な分野で抜きん出ている人の中には発達障害といわれるような人たちも結構います。
この人たちがいなかったら今はないんです。だから、お母さん、むしろ将来を悲観しないで大丈夫!というか、どんなことをやってくれるのか、悲観どころか楽しみに待つ、期待しちゃうくらいなんですよ。
自分のお子さんが、社会貢献、日本の未来を担う人材をお母さんが育てているのです。だから、自信を持って!
活躍の場は限られてなんていないのですから。不自由に感じるのは特に学生時代までかもしれないです・・・