どうしても他の子と比較してしまう

おうちがメインで育てている間は、お子さんのいろんなことがそんなに目につきませんよね。でも、園や学校などに入ると、途端に他のお子さんと比べてしまって、苦手なところばかり目についてしまいますよね。

 

お母さんは、あまり細々注意したくないですよね、本当は。でもどうしても注意せざるをえないことばかりがおき、お母さん自身も自分が自分を嫌になってしまうこともあるかもしれません。

 

人間ってどうしても人の嫌な面をみつけやすいですよね。それに、特に女性であるお母さんは、比較しやすい性質なんです。

 

女性というのは、人との比較をしやすい生き物だから。だから、お子さんをだれかと比較してしまったりするのって、嫌な人間なんかじゃなくて、生物学的に当然のことなんです。

 

たぶん他のどんなお母さんもおんなじはず。例えば、とっても優秀で超有名進学校にお子さんを入れたお母さんだって、その学校内ではまた自分の立ち位置が変わるので比較してしまい悩みます。

 

また、例えば、お金持ちの家をうらやましいと思うとします。あんなふうにお金もちになって家族もみんな仲良くて、どんなに幸せだろうって思うとしますよね。

 

でも、実際はそのお金持ちの人は、つきあう相手も大金持ちだったりするから、やはりそういう人たちはそういう人たちの中で、また比較され、自身が比較して嫌な気持ちになったりしているんです。

 

こんなふうに、人間は比較で生きていますし、特に女性はより比較するもの。だから、お母さんが特別お子さんを比較してしまっているんじゃないんですから、自分を責めすぎないで下さいね。

 

比較したっていい。そういう気持ちを素直に認め、「あ、また私他の子と我が子を比べちゃった」って、素直にそう思ってください。

 

そんな気持ちもってはダメって思うよりもずっと気持ちが楽になりますよ。