▼

学習障害(LD)具体的シーン別の対処・改善法記事一覧

学習障害のお子さんは、見え方が異なっていることがよくあります。でも、視力自体の問題で見えないわけではありません。脳の視覚の部分が異なっているのです。だから、おうちではまだしも学校での音読などはとても辛い体験になります。なぜならとばし読みやだぶり読みをすることで、変てこな文章を読むことになってしまうから。そこで、先生には指摘されるし、友達には笑われるし・・・だから読むこと自体に抵抗が出てきてしまうの...

読み障害のお子さんにとって、文字を読みとるのは一苦労。これが講じて読むもの全般を嫌がってしまうお子さんも多くいます。しかし、毎日の学校の授業は黒板に教科書、本、プリントなど読むものがいっぱい。だから、苦手にしてしまうにはもったいない。そこで字を読みやすくする3つの工夫をご紹介!これを知らなきゃ毎日の読みまみれにうんざりして、学校に行くのも嫌になってきてしまうかも・・・

書き障害のお子さんにとって、文字を書くことは苦痛で仕方ありません。なぜなら、実際に書く行為自体ができないのではなく、不器用さ、見たままを字に起こす作業をしている脳の部分の働きがうまくいかないから。だから、文字を構成している線や点などの形をうまく認識、または認識したものを表出できないのです。そして、小学校に入りまず、つまずいてしまうのが、ひらがなです。ひらがなを読むことは抵抗なくできても、うまく書く...

発達障害のお子さんのなかで、何度練習しても書き順がばらばらで字が覚えられないということがよくあります。なぜなら、書き順が覚えられないというのは、目と手の協応運動がうまくできないから。また、目で見たものを順序よく処理するのが苦手だから。でもそんなこととは知らず、何回も練習させられることがしばしば。結果、字を書くこと自体が負担になってしまうのです。でも大丈夫!そんなお子さんへ、書き順を効率よく覚えられ...

学習障害のお子さんの中には、漢字を書くのが苦手なお子さんがたくさんいます。中でも、漢字の偏とつくりがアンバランスで、文字全体がバラバラなんてことがよくあります。なぜなら、枠の中の空間にバランスよく字を書く能力や、目と手の協応運動の力不足、不器用さなどがあるから。だから、毎回書いた字を読んでもらうことも、自分で読むこともできなくなりがちです。でも大丈夫です。バランスよく漢字を書けるカンタンな3つの方...

ひらがなが読めても漢字の読みが覚えられない発達障害のお子さんが多くいます。なぜなら、漢字を使った語彙自体が理解できていないから。漢字の読みができないと、いつまでもフリガナだらけです。もちろん、フリガナを使って読みやすくすることは学習する上で、とても必要なこと。でもできるなら、読めるようになった方が本人の自信もついていきます。そこで、ゲーム感覚でカンタンにできる3つの方法を伝授します。これを知らなき...

言葉で話したことを文字につづらなければならないことってたくさんありますよね。例えば学校の授業やそれ以外時間の説明、電話中のメモなど。でも発達障害のお子さんの中には、これがとっても苦手なことがあります。なぜなら、言葉の聞き取りや文字を思い出すことが難しいから。でも大丈夫です。カンタンな3つの方法で、聞いたことを文字に起こすのがたやすくなるのです。これを知らなきゃ、いつまでも大事なことを聞きもらし、書...

発達障害のあるお子さんにとって、作文とは極めて難関な課題とも言えます。まず第一に、何を書けばいいのかがわかりません。たとえ、求められているテーマがあっても、そこから、何をどう書けばいいのか、根本からわからない状態なのです。でも学校では思った以上に、作文が多いです。例えば、遠足に行った感想、運動会や発表会の感想、読書の感想など常日頃から作文ざんまいです。だから、作文が書けないと、学校の授業が本当に苦...

発達障害のお子さんの中には、黒板の文字をうつせない、またはうつそうとしないお子さんがよくいます。これは、やる気がない、自己中心的と思われてしまいがちですが、そうではないことがよくあります。板書できない、しない3つの理由@黒板の字が見えづらいA黒板の字を見て、それをノートにうつすまでの記憶が難しいBペースが早くてついていけないこれらの理由のため、黒板の文字をうつそうとしなかったり、途中であきらめてし...

知能の遅れがないのに、計算間違え、やり方を覚えられないなど、算数に苦戦しているお子さんがいます。これは本人の努力不足なんかではなく、学習障害の中の計算障害の典型です。つまり、努力では治せないのです。その理由は、脳の視覚認知の機能が弱いからです。視覚認知とは、視力とは違います。だから、目が見えないのではないのです。うまく距離感を捉えられなかったり、字や図をバランスよく捉えたり、書いたりが難しいのです...

ようやく計算ができるようになってきたとしても、算数は計算ばかりではありません。だから、文章問題になったとたんに、解けないということが起こりがちです。これは学習障害の中でも、算数障害ではなく、読字障害の方だったりさまざまです。つまり、算数ができなくて算数ができない場合も、算数に困難はなくても国語ができなくて算数の文章問題ができないこともあるのです。例えば、読字障害の場合、文字を追うのが精一杯で、内容...

学習障害と、成績が悪い・いわゆる学業不振、成績不振ってどう違うんだろう同じなの?という疑問がよくあります。実際どう違うのかとてもわかりづらいですよね。そこで、今回は、その違いについて詳しく解説しちゃいます。そもそも学習障害って知能の遅れはない学習障害は、全般的な知的発達、つまり知能は良好とされるにもかかわらず、学習能力のある特定の発達に大きな困難を生じるものを指します。つまり、いわゆるIQのような...